この施術について

ペニスが途中で「くの字」に曲がる状態
湾曲・屈曲ペニスはペニス（陰茎）が根元または途中から曲がる症状のことです。通常時にはほとんど目立ちませんが、勃起すると曲がっていることが目立ちます。左右に曲がる、上下に曲がる、根元から曲がるなど、曲がり方には個人差がありますが、ペニスの途中から「くの字」に下方向に曲がることが多いです。

先天性と後天性がある
湾曲・屈曲ペニスには先天性と後天性があります。
先天性の湾曲・屈曲ペニスは生まれつきペニスが曲がっています。幼少期には気づきませんが、成長期に勃起が始まることで気づくケースが多いです。
対して後天性の湾曲・屈曲ペニスは、若い頃には問題がなく年齢を重ねることでペニスが曲がるようになります。これは陰茎の内部にある白膜という部分にしこりができる「ペロニー病（陰茎形成性硬化症）」が原因です。白膜にしこりができるとそこを起点にペニスが曲がってしまいます。「ペロニー病（陰茎形成性硬化症）」でできるしこりは良性のためガン化することはありませんが、見た目や勃起時の痛みを感じる場合は受診が推奨されます。

自然には治らない
湾曲・屈曲ペニスは自然には治りません。手術によって治療することが一般的ですが、矯正器具を使用する方法もある程度の有用性が認められています。ただし、矯正器具は長期間つける必要があり、傷や炎症の原因になるなどデメリットも多いことから、手術によって治療されるケースがほとんどです。

ペニスが勃起する仕組みと湾曲する原因・問題点

【勃起の仕組み】海綿体に血液が充満することで勃起する

ペニスは大きく分けて、外側から「皮膚」「白膜」「海綿体」「尿道」の順に構成されています。その中でも勃起に関わるのは「海綿体」です。海綿体はスポンジのような形状をしており、性的興奮によって脳から司令が送られると大量の血液が流れ込みます。通常時の海綿体はスカスカの空洞のような状態ですが、血液で充満することで膨張します。これが「勃起」の仕組みです。

【湾曲の原因】海綿体を包む白膜にゆがみが生じる

ペニスが湾曲するのは海綿体を包む白膜のゆがみが原因で、海綿体自体に問題はありません。
性的興奮によって海綿体が膨張すると白膜も伸びて膨れますが、勃起時の白膜の膨張率（伸展性）のバランスが崩れているとペニスが曲がってしまうのです。
例えば、白膜の右側が弱く伸びやすい場合、海綿体に血液が流れ込むにつれペニスの右側のほうが伸び、勃起したペニスはまっすぐではなく左側にカーブします。
これが勃起時にペニスが曲がってしまう仕組みです。

【湾曲の問題点①】コンプレックスに感じてしまう

ペニスが湾曲することの最も大きな問題は精神的なものでしょう。通常時には問題がなくても、勃起時に極度にペニスが曲がることでパートナーに見られるのに抵抗を抱く方が多いです。中にはパートナーからの何気ない言葉で、セックスに対する自信を無くしてしまったという方もいらっしゃいます。
そもそも、勃起時にペニスがまっすぐの方はそれほど多くなく、ほとんどの方は多少なりとも反り返っています。しかし、極度に曲がっていると見た目に影響があるため、コンプレックスの原因になってしまうのです。

【湾曲の問題点②】性行為への悪影響

勃起時にペニスが曲がることで性行為の際に挿入しにくいことがあります。また、挿入してもすぐに抜けてしまうなど、さまざまな悪影響を及ぼすのです。さらに、湾曲していることで膣内に摩擦が起こり、女性にとって「えぐられる」ような痛みを引き起こす可能性があります。男性自身も亀頭部への摩擦が多くなるため痛みが生じ、性行為での快楽を得にくくなってしまいます。

【湾曲の問題点③】EDや勃起不全を引き起こす

ペニスの湾曲が強いことで勃起自体に痛みが生じるケースがあります。その結果ED（勃起不全）やインポテンツに繋がる可能性があるのです。また、ペニスの形に関するコンプレックスが心因性のEDを引き起こす場合もあります。

おすすめな方

治療が必要なケース

基本的に性交障害を伴う場合には手術が必要になります。特に下方に湾曲している方が性交障害になるケースが多いです。また、湾曲が1方向ではなく2〜3方向になる場合は複数箇所の施術が必要になります。

留意点（リスク・ダウンタイム）

_{※術後経過には個人差があります。あくまで目安としてお考えください。}

施術の流れ

料金表 ※すべて税込み価格です。

よくあるご質問