この施術について
女性ホルモンとは
MTFの方がホルモン治療を行いたい場合、女性ホルモン剤を使用します。女性ホルモンには様々な投与形態がありますが、効果・副作用など考慮するとベストな経路は注射剤となります。
注射剤は確実な投与方法です。内服薬のような肝臓の通過障害を起こさないため肝臓への負担が少なく、貼付剤で頻発するようなテープかぶれも起こしません。
優先順位は 注射剤>貼付剤>内服薬 となります。
作用:髪質の変化、皮膚の質感の変化、性欲の低下
副作用:血栓症・乳がん・肝機能障害・注射部位の疼痛・発赤・硬結など
料金表 ※すべて税込み価格です。
女性ホルモン
プレマリン
エストロゲン(ぬり薬)
エストロゲン(注射)
よくあるご質問
QA
痛くないですか?
針は26G針という非常の細い針を使用しておりますので、「チクッ」とする程度という方がほとんどです。全く痛まないという方もいらっしゃいます。
血液検査は必要ですか?
必要な方と必要でない方がいらっしゃいます。 すでにホルモン治療を開始されている方は、基本的にはそのまま血液検査なしで当院で継続可能です。この場合、ホルモン値検査などの定期的な検査は行った方が良いでしょう。正しい量・ペースが維持されていませんと、知らず知らずに量が足りなかったり、あるいは過剰であったりする場合があります。頻繁にチェックする必要はありませんが、半年〜1年に1回程度は血液検査を行うほうが望ましいと考えています。 ホルモン注射がはじめての場合、ホルモン治療をはじめるための血液検査が必要かどうかは現時点でのその方の健康状態ならびに既往歴・服薬状況等を総合的に判断して決定します。全く健康状態に異常を認めない場合は、ホルモン剤は血液検査なしで開始可能です。そうでない場合は、必要となります。